こんにちは、ジョナです。
- 買おうとしている土地に既存家屋が残ってる、何か埋まっていたらどうしよう…
- 解体費用っていくらかかるの?
- 解体工事の契約で後から追加費用が必要な場合ってある?
みんなはじめての家屋解体は不安でいっぱいです。
土地購入予算を大幅に超えて、建物の予算を削らなきゃ…(涙)
なんて事を防ぐために、設計士で自邸を建てた筆者の体験談を公開します!
うちの購入した土地にもありましたよ、既存家屋が。
ありましたよ、未確認埋設物が。
この記事では、解体工事の費用から、絶対確認してほしい内容を筆者の経験をもとにご紹介します。
【結論】
結論から言うと下記項目を徹底してください。
- 解体工事は相見積もり必須・土地購入前に行う
- 見積もりに含まれていないものが、敷地に残ってないか確認
- 土地の売買契約において、説明のないものが後から発見された場合の取り扱いを確認
- 工事中に何か出てきたら、契約書を読み返して先ず交渉
この項目を漏れなくチェックして進めていけば、「後から解体費用が膨らんで困った!」という自体は免れることができます。
それでは具体的な説明をしていきます。
・見積もり編
解体費用は土地を購入する前に把握したいところです。思わぬ残置物や条件で解体費が膨らみすぎて困らないように購入前が必須です。
見積もりは必ず2、3社取るようにしましょう。
業者によってどれくらい金額差があるか、筆者の場合を見てみます。
◆解体対象
・木造二階建て
・築60年くらい
・延べ床面積:120㎡
・スレート屋根
・植栽伐採
・既存塀撤去10数m
大体こんな感じのスペックおうちでした、ちなみにアスベストは使われてなかったと思います。
さて気になるお見積もりは…
・A社:210万円
・B社:160万円
(税込)
((((;゚Д゚)))))))
まじで、2社目に見積もりお願いしておいて良かった!
50万円の差額って何事?!と思いますが、割とこれくらい違うことってザラにあるみたいです。50万あったら余裕でワングレード上の住宅設備導入できるよ…
ちなみに2社目は土地を探してもらった不動産屋さんのお知り合いの解体業社で、消費税分くらいは割引してくれました。
恐るべし、知り合いパワー
そんなこんなで、相見積もりは絶対しておきましょう。
見積もりがでたら確認すべきこと

もらった見積もりの内容が漏れなく、現地に取り残されているものを網羅できているかチェックしましょう。
筆者の時の見積もり時で特に漏れていたのは、
- 既存塀解体(業者は残置すると勘違い)
- 埋設物の受水槽
依頼する側は綺麗に全部撤去してくれるものだと思っていても、業者さんは現地見て残置するものだと思っていたり、認識にズレが出ます。
再度現地の状況と見積もりの項目を照らし合わせる事をおすすめします。
・契約編
土地の契約時に注意しておきたいのは、
- 長らく使っていなかった家屋の中には、売主すら知らない家電が残されている事も
- 売主が譲り受けた土地の場合は、把握していない地中埋設物がある場合も
筆者の時には、この2つお土産として既存家屋に、残されていました…
大事なのは売主が知らない状態。つまり契約時の説明事項に書かれていないことは、発覚した時点で報告して、処分費を売主が負担するという内容が取り決められているか、その一点です。
これさえ守られていれば、
自分が知らない隠し残置物で費用負担だけは回避できますね!
筆者の時は
- 家電→売主負担で処分
- 浄化槽→説明が事前にあったので自分負担(涙)
家電処分だけは免れました…
他にも既存家屋にアスベストなんて使われていると、汚染物の処理費用がかかるので契約時に確認しておいた方が良いですね。
・工事編
解体工事前には近隣へご挨拶に伺うようにしましょう。
新築工事と同じで騒音が発生するため、長い付き合いになるご近隣には配慮すべきです。
さて工事が始まれば安心かと思いきや、
地中にさらなる隠し残置物が、残されている場合もあります。
巨大な岩や、コンクリート塊など、常識外れなものでなければ解体業者がサービスで対応してくれる可能性もあります。
予期しないものが出てきた場合には、業者、売り主に先ず交渉してみましょう。あなたが処分しなくても良いものかもしれません。
・解体後、最後に現地確認
解体後には業者立会いの上、現地確認を行います。
撤去してもらうつもりのものが、除去されているか。これから新築する上で障害となるものが残っていないか。確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
解体工事には予期しない埋設物などの出現が起きる可能性があります。
あらためて下記内容を確認して進めていけば、いざという時に自分のお財布を守ることもが可能です!
- 解体工事は相見積もり必須・土地購入前に行う
- 見積もりに含まれていないものが、敷地に残ってないか確認
- 土地の売買契約において、説明のないものが後から発見された場合の取り扱いを確認
- 工事中に何か出てきたら、契約書を読み返して先ず交渉
心配や不安なく、工事が完了することが一番です。
是非、参考にしてみてください。
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