総費用2.5万円!一級建築士学科試験に受かる教材まとめ

2.5万円で受かる!一級建築士学科試験の教材

一級建築士資格を取得したいけど、一年も資格学校に通うお金がない!というあなたに、総費用25,000円で学科試験に受かった実績をもつ筆者が使った教材、費用の内訳を紹介します。お金をかければ試験に受けるわけではないということがわかります。それでは行ってみましょう!


準備期間に使った総費用は2,5000円の内訳は以下です。

  • 総合資格の教材(講座テキスト) 購入27,000円−売却20,000円= 7,000円
  • 法令集 4,980円
  • 1級建築士試験学科過去問スーパー7 3,080円
  • 資格学校模試(一回)5,040円
  • 雑費(印刷代、ノート代、暗記カード代)5,000円

それでは個々の内容を見てみましょう!

スポンサーリンク

総合資格の教材 7,000円

必須教材の一つである、資格学校の教材です。独学受験の場合の入手方法は中古品をオークションで入手するか、知り合いから譲り受けるかの2択です。私の場合はYahoo!オークションで27,000円で落札して使用しました。合格後すぐに同じくYahoo!オークションで20,000円で売却しましたので実質7,000円の費用しか、かかっていません。以下購入時の注意事項です。

  • 講座テキストのみで問題なし
  • 購入時期によって落札可能な価格が変動(需要と供給)
  • 試験年の3年以内のものを狙う
  • 書き込みは無い方が望ましい

講座テキストのみで問題なし

購入する場合大体、講座テキストとと問題集はセットになっていますが、問題集は特に無くても問題ありません。別記事で紹介している勉強法を使えば、別途購入した過去問集で実践的な対策は取れてしまいます。各内容を問題として解かないと頭に入らない!という人はあっても良いと思います。

購入時期によっては落札可能な価格が変動

前年の試験結果が出る12月頃が購入する時期としてはベストです。試験に合格した人が教材を売りに出す可能性が高い時期です。反対に試験準備の為に受験者が焦り出す2月から4月は需要の方が少し多くなる傾向にあると思います。私の場合は3月に27,000円で3年前の教材一式(講座テキスト・問題集・トレイントレーニング)を落札しました。
1月頃ならもう少し安く落札できたかもしれません。複数のオークションサイトを比較して、その時期の相場を調べておくのが望ましいです。
売却は2月に行いましたが、4年前の教材が20,000円で売れたので個人的には満足でした。テキスト自体を書き込み等で汚さなかったのが良かったかもしれません。

試験年の3年以内のものを狙う

試験内容は年々更新されるので、新しければ新しい程良いですが、3年前以内であれば大きな支障はありません。特に法規については毎年変わった箇所やトレンドがあるので、別途対策は必要ですが、別途準備する最新の過去問集があれば不要と言えるでしょう。

書き込みは無い方が望ましい

これはあくまでも売却する時に、値段が落ちる要素が無い方が望ましいという観点から言える事です。ものによっては几帳面にテキストの単元ごとにタグ貼りが綺麗にしてあったりする事で、逆に購入者にとってメリットがある場合もあります。

法令集 4,980円

好みで選んで良いと思いますが、私のお勧めは“井上 建築関係法令集“です。資格学校の法規集は文字も大きく内容がわかりやすいのですが、何と言っても冊子がかなり大きいです。
試験時に机に広げると結構邪魔になるりますし、手よりも大きいので捲る動作にスピードが出ません。
法規はページ内を探す作業よりも何ページに載っているかを探す作業の方が時間を取るので、手に馴染みやすく捲りやすい、コンパクトな“井上 建築関係法令集“をお勧めします。

1級建築士試験学科過去問スーパー7 3,080円

過去の問題7年分が網羅されている問題集です。学科試験の過去問に関連する出題率は60〜80%と高いので、非常に重要です。準備期間の後半は、ほぼこの問題集をメインに学習していくことで即効性が期待できます。私の場合はこの問題集を7分割に刻み、何れかの一年分を常に持ち歩いて移動時間に学習していました。

資格学校模試(一回)5,040円

資格学校の模試は一回は受験することをおすすめします。試験当日と同じ時間割、説明、休憩の形式を取りますので、本番の予行練習という事で参加してみるのが良いと思います。ただ受ければ受けるほど良いというわけでは無い(別記事にて説明)のであくまでも一度の予行練習として受ける程度で良いと思います。

雑費(印刷代、ノート代、暗記カード代)5,000円

その他にかかった費用として、特に印刷代があります。私の場合は復習のために、覚えきれなかったページを白黒コピーして、緑のマーカーペンで塗りつぶし、赤フィルムで確認、暗記する手法を各ページごとに行なっていたので2、300ページ分の印刷代はかかっています。
この手法は別記事で紹介した3クール行うエビングハウスの忘却曲線を応用した復習方法で使用します。その日に復習すべきページを数枚持ち歩けば良いので、満員電車でもちょっとしたトイレの時間でも復習ができるメリットがあります。

また、単語カードによる暗記も試してみましたが、書き写す時間がかかるので、効率はイマイチでした。単語カード形式を採用するのであれば、暗記カードアプリの“Anki”を使うのがおすすめです。
先述の忘却曲線を応用した出題形式に対応しており、一度目の回答後、忘れそうな頃に復習として自動的に同じ問題が出題される機能が搭載されています。

まとめ

以上が3ヶ月で学科試験に合格した時の、費用25,000円の内訳です。教材は買い足していけば学習のバリエーションを広げられるメリットもありますが、重複した内容があったりすると、真に効率的な学習時間と復習頻度の調整が難しくなるというデメリットもあります。
今回ご紹介した教材を参考に、学習方法に応じてアレンジしてもらえればと思います。

3ヶ月で受かる!一級建築士試験の学習方法はこちらの記事】

コメント

タイトルとURLをコピーしました